ニキビ
外用剤は抗菌剤、アダパレン、過酸化ベンゾイル、内服としては、ビタミン剤、抗生剤等があります。
また、男性の重症例や女性で便秘、生理痛、生理不順等ホルモンバランスが関与する場合には、体全体を整える漢方薬が有効な場合があります。
化粧品かぶれ・手荒れ
化粧品かぶれ
化粧品によるアレルギーがおこり、顔に皮膚炎をおこす病気です。
以前より使用している化粧品でも使用途中からアレルギーを起こすこともあり、頭に使用したシャンプーが顔や体の皮膚炎を起こすこともあります。
詳細な問診により、原因を見つける事が大切です。
手荒れ
手荒れは、使用しているもののかぶれ・刺激、汗による悪化や、稀ではありますが食物中に含まれる金属アレルギーによるもの等、様々な状態があります。
単に、保湿剤、ステロイド外用剤を使用しても治らないケースが多々あります。病態に合せた対策を、一つ一つ行っていく事が大切です。
水虫(白癬)
水虫と言っても、痒みが強く赤み・水疱を伴うもの、細菌感染を合併して痛みを伴うもの、自己治療の薬でかぶれを合併している等、様々で、その状態に合わせた適切な対応が必要です。
また、爪水虫に対しては、爪専用の外用剤、内服剤(3か月間)、病変部の削り取り等で対応しております。
掌蹠膿疱症しょうせきのうほうしょう
悪化要因の除去として、禁煙、病巣感染の検索および治療、金属アレルギーが有った場合はその対策が大切です。
薬物療法として、ビオチン療法、漢方薬、抗生剤、外用療法、紫外線療法等があります。掌蹠膿疱症の治療は時間がかかるので、気長に治療をする必要があります。
イボ・タコ・ウオノメ
イボ(疣贅)
イボはウイルスの感染によって起こる病気です。
治療は液体窒素冷凍療法が基本となりますが、症状に応じて外用薬、内服(漢方薬、西洋薬)等さまざまな治療を組み合わせて治療をしております。
タコ・ウオノメ
足のタコ・ウオノメは痛くつらいものです。
小さなウオノメでも、痛みを避けるために歩行のバランスを崩し、膝痛、腰痛の悪化要因になることもあります。
お気軽に受診されてください。
紫外線療法
(ナローバンドUVB)
当院では、ナローバンドUVBによる紫外線照射療法を行っております。
対象は、掌蹠膿疱症、乾癬、アトピー性皮膚炎、その他の難治性疾患です。